Love Xanadu 概要、レビュー

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タイトルLove Xanadu
対応OSwindows
リリース日2021-09-19
ジャンルサイドビュードラフト式RPG
最新ver2021-09-19 1.727(最終ver)
現在非公開

727NotHound最初のWindowsゲーム。
現在非公開となっている。

ゲーム概要

ファンタジーな世界観で独自のドラフト生成システムで生成されるダンジョンを探索し、最終的にジグワッドと呼ばれるボスに辿り着き倒すことを目的としたサイドビューのシンボルエンカウントRPG。
ローグライクに近いが完全ランダム生成とは違いステージ選択式で全87種のステージから選ぶことができ、ランダム選択される2種のステージを除き同じステージならば同じ敵、アイテムが出現するようになっており、作品紹介にて『登場する敵は毎回「20種類の種族の中から4種類が選ばれ、その4種族しか登場しない」アイテムも「およそ100種類の中から選ばれた一部しか登場しない」』とある通りに、その中から選ばれる膨大な組み合わせ+主人公のステータスの自由性によりプレイ毎に大きく進め方が変わるゲームとなっている。

おすすめする方
・ファンタジーRPGが好き
・ザナドゥが好き
・ウィザードリィが好き
・レトロなハード難易度で楽しみたい
・レベル上げが好き
・長いときは1日中悩むようなRPGが好き
・ドラゴンを倒す事が生きがい
・状況に合わせた自分だけの攻略を産み続けたい


 

レビュー

名前の通りXanaduをリスペクトしたゲームであり、食料や鍵、ステータスの影響を理解する必要はあるが、戦闘はアクションRPGではなくどちらかというとWizardryに近く、独自のシステムとして距離と明るさ攻撃目標という概念がありまずはそこを理解する所から始まる。
基本的に先頭同士は距離1であるため全ての武器で問題なく攻撃できるが、中衛、後衛になると射程の長い槍や弓、魔法でなければ敵味方問わず攻撃が届かなくなってくる。
さらに明るさにより敵の姿を認識できていないとどれだけ強くても即死してしまうほどの奇襲を受けることもあるため、その辺りの戦術や装備選択をしっかり考える必要がある。
死角攻撃という要素もあり自分の狙っていない敵から攻撃を受けると大ダメージを受ける為攻撃目標を見る事により、誰が攻撃されるかどの様な攻撃を受けるかを判断し、逆に相手にも死角がある為その辺りを確認し最終的な対処方法を決めつつ戦う事となる。
重要な要素として経験値があり、キャラの経験値を貯めることで上げる事のできるクラスアップと攻撃した時やダメージを食らった時等に増える装備の経験値があり装備経験値に関しては戦うだけで増えるが、キャラごとの経験値が物理武器の場合ファイター系統の職業、魔法の場合ウィザード系統の職業にしか入らず、職業に関係なく人数で貴重な経験値が分配される為その辺りも深く考えて段々強くなっていく敵を倒していく必要があり、次の階層に行くためには全員のクラスレベルが階層ー1に到達するかアイテムを使う必要性がある為経験値の分配についても考える必要性がある。
またクラスアップはキャラが強くなる一方、アイテムの値段が上がる、食料の消費量が増える等のデメリットもある為ただ高くするだけではすぐに詰み状態となってしまう恐れもある。
敵にはアルファベットが振られていて、強さではなく敵のグループを示すアイコンとなっており同じアルファベットが振られた敵アイコンは全く同じ構成の敵が出るようになっており、強さは赤→青に変わる敵本体のアイコンとその右下に表示されることのある!マークで判断することになり、黄色は先頭のキャラがしっかり受ければ死なない程度の攻撃力、赤は即死する恐れのある攻撃力を持っていることを示しているとこの辺りも独自性が強い。
敵は種族や階層ごとに細かい特性があるが、大きく分けると物理、魔法、毒持ち、カルマ持ち明かり影響持ちの5種になり毒は距離の短い武器で攻撃するとダメージを受け、カルマは倒したキャラにその敵の持つカルマ数値%のステータスダウンが付いておりどちらも状況によっては即死する恐れがあり、明かり影響持ちは現在の明かり数値を下げてくる敵の場合奇襲を食らいやすいので状況をよく見て戦う必要がある。
ダンジョンは通常のマップとタワーの2面構造+多層構造となっており、通常のマップでは墓石から少しずつ強くなる敵が湧いたり様々なショップがあり、タワーには貴重なアイテムと強めの敵、A~D+Eの5種類のボスが用意されており、このボスに関してはステータス上はAが一番弱くEが一番強くなっている。
A~Dのボスは貴重な装備やアイテムを持っているが1体を倒すとランダムで1体が逃げる為実質2匹しか倒せないため、どのボスが何を出すかを覚えて今必要なアイテムを得ることが重要となる。

最後になるがこのゲームは単純にレベルを上げるだけではクリアすることができず基本的なルールの理解をした上で、配置されるアイテムへの理解、敵の持つ毒やカルマへの理解、経験値の上げ方の選択等様々な要素が絡んでおりプレイ毎に様々なドラマを生み出すRPGとなっている。

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